2009年9月30日水曜日

XCでlog4phpを使う

XoopsCubeで開発していると、デバッグログの貧弱さにウンザリすることがありました。

そこで、log4phpをXoopsCubeのpreloadでセットアップできるようにしてみました。

とは言え、まだ当方のローカルな開発環境のみで使用しています。

これを近日中に公式サイトからダウンロード可能にする予定です。

※モジュール開発者用です。

※XOOPS_TRUST_PATH必須です。



仕組み自体は単純で、log4phpの設定ファイルをpreFilterで動的に生成しつつ、

getLogger()してdebug()したりinfo()したりするというようなものです。

まあ、誰でも簡単に作れると思いますが、誰も公開してないみたいなので。

2009年9月26日土曜日

時代

もうこういう時代に入ってきたんだなあと

しみじみ実感させてくれる記事を2題ほど。



体がコントローラーに MSの「Project Natal」を試してみた
「どんな年齢層でも、説明書なしでプレイできるゲームを」と考え出されたシステムで、赤外線カメラや深度センサー、マイク、顔認識システムなどを利用し、ユーザーの体形や体の動きを判断。動きをゲームに反映する仕組みだ。



念じればキャラが動く 脳波で操作するゲーム「MindSet」、10月発売
念じるだけでキャラが動く――「東京ゲームショウ2009」(9月27日まで、千葉・幕張メッセ)で、脳波でキャラクターを操作するPC用ゲームが展示されていた。米国のベンチャー企業NeuroSkyが開発した脳波を読み取るヘッドセット「MindSet」を利用したもので、会場ではゲームの体験も可能。米国では7月に発売しており、日本でも10月発売予定だ。

 MindSetは、ヘッドフォンにアーム状の端子が1本が付いた形状で、端子をおでこに付けて使う。左耳を覆うクッション部分には3つの金属端子が付いており、耳とおでこの電圧差から、脳波がリラックス状態か集中状態かを判別する。Bluetooth通信機能を搭載し、ワイヤレスヘッドフォンとしても利用できる。

2009年9月19日土曜日

CMSの今後

CMSを事業領域として考えておりますので、

その将来というものが非常に気になる私です。



ですので、例えば、こういった記事がよく目に付きます。

勝手に一部抜粋してみます。
米国におけるCMSの歴史的背景をいうと、もともとカスタムメイドのソフトウェア開発から始まりました(第1段階)。そのため、当時のソフトウェアは他のソフトウェアと一緒にはうまく機能しなかったので、インテグレーションサービスのようなものをコンサルティング会社が手がけるようになりました。その過程で付加的・補足的なサービスやソフトウェアの開発や、データの移行をコンサルティング会社がサービスとして提供していました。これが第2段階です。

現在、北米では第3段階にきていて、もう少し戦略的なアーキテクチャの構造をコンサルティングしています。具体的にいうと、たとえば、会社の事業に役立つためには、どんなシステムをどういう風に使えばいいのかということを教えたり、最適な製品選びを助けたりします。もちろんインテグレーションサービスも提供するのですが、それは専門会社に頼むこともあって、その会社をどのように選ぶかというのを手伝ったりもします。もちろん、昔のウェブサイトから新しいシステムにデータを移行することもやっています。

それ以上に最近出てきたのは、デザインとアーキテクチャの部分で、そもそも会社のウェブサイトをどのように構成していくのが正しいのか、お客様のナビゲーションシステムをどのように作ったらいいのかといったところに対して、コンサルティングを提供していくという仕事が入りつつあります。北米でフルサービスといっている会社であれば、これらのサービスをすべて提供しているということになります。


これを読んでいて、個人的にどうもしっくり来なかったんですが、

それはナゼだろうと思って読み進めると、次の文章にぶつかりました。

あえていうならば、情報アーキテクトは情報の構造自体にフォーカスをおいていて、CMSの人たちはその流れであるプロセスの部分を専門としています。


そうか、私の意識は、「CMSの人たち」な考え方でなく

むしろ「情報アーキテクト」に近いのか、と。

まあ、敢えて言えば、ですけど。。。



ただ、それにしても。。。

そもそも、「CMSの人たち」だとか「情報アーキテクト」だとか

そういった区分けが、果たして必要なのか?という素朴な疑問が

沸き起こってきます。

そういった疑問に対する回答しては

「そんな明確な区分けはない」ということになりそうです。

このような仕事に関わっていて感じるのは、ウェブサイトを作っている人とコンテンツを作っている人、そしてウェブサイトのコンテンツから何か価値を得ようとしているビジネスサイドの人、そしてウェブマスターのようなテクニシャン的な人たちを分ける明確な境界線はないということです。

CMSはタコのようなもので、組織の真ん中にあるCMSから四方八方に伸ばされたその足は、組織のすべての部分に到達しています。そして組織のいろいろな部分を統合するのがCMSの役割だと感じます。ですから、CMSを導入しようとしても、そもそも組織が統合的に動いていないとCMSの導入は失敗してしまう。それもあって、CMSの戦略という考え方が出てきています。

CMSを導入して統合するのに必要なのは、そういうことが実現できる組織になっていることです。つまり全体的な戦略が必要になってくるのです。 CMSプロジェクトに失敗してしまうのは、テクノロジーのせいではなく、会社としてそういう戦略がないからだと感じています。また、その辺りの現状によって最適なコンサルティングの形も変わってくると思います。


そして、上記は、決してCMS構築をサービスとする側の論理ということでなく、

お客様の側にも、企業としての統合的な戦略が必要だよ、と。

もう、そういう時代に入ってきてるよ、と。

そういうことなんだろうと思います。



そういったこともあり、当方では、ある種のコンサルティング能力と

いうものを急務と捉え、課題の一つとして考えております。

WordCamp

WordPressの世界的なイベントWordCampが10月16日・17日に京都で開催されるみたいです。

「カンファレンス形式としては関西初」だそうです。

2009年9月17日木曜日

SugarCRMのiPhone版

CRMのオープンソース製品として有名なものとして

SugerCRMやvtigerがあります。


先程、ふと、

「iPhoneから参照できたら便利なんじゃないか?」

と思い、軽くググってみましたところ、

あっさりとヒットしました。



つまり、世の中にはもう既にそういうのがある、と。

当たり前ですが。



ただ、インターフェースがちっとも便利そうじゃなかったので、

そういった面で、まだ開発の余地はあるかも知れませんが。。。


それにしても、世の中の動きは、早いですね。

2009年9月15日火曜日

著作権

著作権は通常、著作者に著作権が帰属しています。


受託業務の場合にもそれは同様で、お金を出した委託者ではなく、

実際に制作した受託者の方に著作権が帰属しています。


制作費を出しただけでは著作権は得ることはできません。


著作権譲渡契約を結ばない限り、

いくらお金を出そうが著作権は帰属しないのです。

※契約書外(ex.口頭とか)でも構わないハズです。
 要するに、合理的な解釈が出来る範囲、なんだと思います。


だからこそ、システム開発とかWEB制作とかで

受託開発契約を結ぶときにも、

著作権が、委託者と受託者のどちらにあるのか、

よく注意しておく、

いや、キチンと確認しておく、

一番いいのは文書に残して合意の証を残しておく、

つまり、結局、契約の手続きを真面目に踏む、

そういうことが必要だったりします。



・・・ということを踏まえつつ、

それでも当方としては、

あくまで「お客様のものを作っている」という意識があり、

従って「作ったものはお客様のもの」と思っていたりします。



「この仕事(の成果物)って、誰のもの?」

というようなことが、頭を掠めるとき、

私の中では、大体、「お客様のもの!」と思っています。



著作権を主張したいなら、そういうビジネスモデルを作って、

つまりお客様も十分に納得できて利益を得られるようなモデルを作って、

ビジネスモデルごとお客様にご説明・ご提案して

同意が得られてから契約するのが筋だろうと思っています。



そういうビジネスモデルを、未だかつて、

一つも思い浮かんだことがありませんが。。。



それも、当方の当面の課題の一つです。



「額に汗する」というより「脳に汗する」ような

ビジネスの推進の仕方というものを

当方はまだまだ学ばなければいけない、と思っています。

2009年9月14日月曜日

XoopsでSSLログイン

【参考】Xoops Users Group Japan - XCLBasicManual/SSLログイン [SSLログインの流れと動作原理] - XUGJ Wiki


基本的に、上記リンクの記事を参考にすれば、誰でも出来ると思います。

以下、別に意味はありませんが、上記リンクの記事の内容をを私の言葉で
書き写しただけの文章を書いてみます。


  1. 【ローカルPC】「Package_Legacy/extras/login.php」の先頭の辺りの$path='';の部分を自サイト用に書き直し

  2. 【ローカルPC→サーバ】「Package_Legacy/extras/login.php」を自サイトの公開側パスにFTPアップロード

  3. 【ローカルPC→サーバ】上記リンクの記事に添付されている「SSLLogin.class.php」を有難く頂戴し(普通はここで御礼をお伝えするのでしょうね、私はサッサとダウンロードして使っておりましたが。。ゴメンナサイ。。。)、自サイトの公開側パス/modules/user/preload/直下にFTPアップロード

  4. 【XoopsCube管理画面】「ユーザモジュール」⇒「一般設定」で表示される画面の最下部付近にSSLに関する設定があるので、それを設定する(※1)



ここまですれば、少なくとも(※1)で設定したURLにアクセスすればSSLログインが可能になりました。(spark43の公式サイトではできました。)

ただ、普通にhttp://hogehoge.url/user.phpでログインする分には、
SSLにはなりません。(当然)

これをSSLにするには・・・やったことありませんが、きっと・・・・
有名な「どこでもSSL」というモジュール?(or ハック?)を適用するのが
いいんだろうと推測しています。

また、ヒマを見つけてやってみようと思います。

WordPress

あるキーワードでtwitterを横串にサーフィンしてた時、

「いつもながら、WordPressのソース見ると吐き気がする。。。」

とつぶやいてる方をお見掛けしました。

WEBディレクターと思しき方のつぶやきでした。



まったく同感です。

思わずfollowしようかと思ってしまいました。



個人的には、OpenPNEとかもあまり気に入りません。

Ver3になって生まれ変わるみたいですので、

そこに思い切り期待したいところです。



ただ、世の中にゴマンとあるCMSやブログなどのシステムの中で、

「この設計はないわー」と声を出したくなるプロダクトは

もう本当に沢山あります。



OSSから学べることは本当に沢山あって、

当方もまだまだ勉強中です。

2009年9月8日火曜日

ニッチ

私は、TV番組『モヤモヤさまぁ~ず』の大ファンです。

既にDVDも発売され、相当な売れ行きだそうですので、
ご存知の方も多いと思います。

この番組は、「街ブラ番組」の一種ですが、
訪れる場所が、
 ・マイナーな街(ex.田端とか)
 ・マイナーなエリア(ex.北新宿とか)
といったように絞ってあります。

「街ブラ番組」のニッチを狙っている、
そして、当たっている、
そんな感じです。

マイナーなエリアを狙っていると言いつつ、
番組自体のつくりとしては「ノンビリさ」が
漂い、そういった「ゆるさ」が受けている
のかも知れません。


しかし、実際に番組を見てみると、
大騒ぎするほどじゃない程度の「お宝発見」めいた
小さな発見があったり、あの町のあの店とこの町の
この店が実は繋がりがあったといったような
店と店や人と人との繋がりが発見されたりと、
小さな興味が尽きない感じになっています。

また、出演メンバー全員が、そういった小さな発見を
拾うのが上手いと感じることがよくあります。

かつ、そういった小さな発見からまた新たな展開が
感じられる場合もあり、私はこの番組を視聴して、
「ニッチからの広がり」というものを感じずには
いられません。

・・・非常に興味深く面白い番組だと感じます。

願わくば、長寿番組であり続けていただきたいです。

2009年9月5日土曜日

効果

ある種のプログラムを書いています。

いわゆる、コードジェネレータの一種ですが、

もう7~8割ほど完成しました。



難点は、あまり真面目な環境で実行していないので

正確なことは言えませんが、実行時間が少々長いようです。

実行時間を押してから2分ほど返ってきません。。。



ただし、完成した部分だけでも、効果絶大です。

通常なら数週間かかる開発が、ボタンをクリックして

2分後には、もう出来上がっている。



数週間かかっていたものが2分に短縮されるなら、

「2分、待ちましょう」と

そういう気持ちになってしまいます。



残り3~4割を作成したら、一旦、完成なワケですが、

これは、もっともっと磨きをかけることが出来る。

もっともっとラクできる。



・・・こういうところにもありますよね、

プログラム/システムを組む意味って。

学ぶとは?

おまえは何を学んでも、すべて自分の既成観念で使おうとするからダメなんだ。せっかくのすぐれた技術をおまえ自身がダメにしてるんだ。
~漫画『拳児』より~



"学ぶ"という言葉は"まねぶ(真似ぶ)"から来ると言います。

余計な先入観・偏見・プライドを捨て、

言われたことを言われたまま愚直にやってみる、

その心が"真似ぶ"ことであり、"学ぶ"ことなのだろうと思います。



歳をとるほどに、難しくなるようです。

世の中を斜めに見るのでなく、

真っ直ぐに眺めていられる、

その心を持ち続けたいと

願ってやみません。

2009年9月3日木曜日

電話

今日、面白い電話を頂きました。

「○○さん、ご存知ですかね。
 以前、△△△さんトコのお仕事でご一緒されてたと思うんですけど。
 あの方が、今回独立されて、いまお仕事を探してらっしゃる
 みたいなんですよ。」



この○○さん、確かに、存じ上げております。

VB/VBAなら、相当に力のある方。

以前、講師とかもされてたらしく、細かいことまでよくご存知。



そして、なにより、人柄が、いい感じ。

個人的には、好きです、こういう方。

ですので、何かご協力したい、

回せる仕事があれば回して差し上げたいんですが、

如何せん、当方ではWEBアプリケーション開発を中心にした

WEBまわりのお仕事を主力に置いております関係上、

どうしてもPHPとかのお話をいただくことが

圧倒的に多いため、なかなか回せる仕事がありません。。。



彼も、

「こんなことがコンピュータで出来ないかしら?」

と投げてあげれば、サクサクと作ってくれると思います。

各種伝票形式での自動帳票とか。

簡単な在庫管理とか。

簡単な会計ソフト的なものとか。

簡単な顧客管理的なソフトとか。



何かお困りの方は、当方までご一報いただければ幸いです。