2009年7月25日土曜日

仕事の本質

経済財政白書 企業内失業者、1980年以降で最悪の最大607万人に
林経済財政担当相は、24日の閣議に、雇用環境のさらなる悪化に懸念を示した2009年度の年次経済財政報告を提出した。
2009年度の年次経済財政報告では、景気の急激な悪化を受けて、実際の生産に見合う以上に企業が抱えている雇用者が、1月から3月期には、1980年以降で最悪の最大607万人に上ったと推計している。
そのうえで、生産の迅速な回復がなければ、さらに大規模な雇用調整につながるおそれがあるとしている。
また、非正規労働者の増加による賃金格差の拡大が続いていることを指摘し、失業や非正規雇用に対する安全網の充実が必要だとしている。



IT業界でも例外ではなく、昨年夏頃から社内失業者が増えていたようです。使える人が少なくて、そういう人のトコに仕事が集中する傾向が出てるんだそうです。社内でプログラムだけ書いてればいいやみたいな人は、今後、もっと淘汰されていくのかも知れません。言われればモノを作れるんだけど、まともな設計が出来ないっていうのでは困りますもんね。

逆に、SIerさんも苦しい状況に追い込まれているところが段々出てきてるみたいです。結局、モノを作れないのに設計したり外注管理したりする姿って、やっぱりおかしいですもんね。

結局、「自分で設計して、自分でモノを作って、自分でそのシステム導入効果を測る」ことが出来ないような技術者はいらないっていうことなんではないでしょうか。


そういう土壌がいまあるのは、それに至った諸々の要因があることでしょう。それは、関わる人が職場や飲み屋で愚痴ったり吐露したりしてる話の内容に現れているのかも知れません。そういうのを一つずつ解決していかないことには、未来が変わることなんて有り得ないんだと思います。


変化し続けることこそ恒常的な営みなのだと知り、たゆまず努力を積み重ね、昨日より今日、今日より明日と何かを変え続けること、何か一つでも前に進め続けること、それが「仕事」の本質だと考えます。

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