2009年10月1日木曜日

"見直す"ということ

「過去に作ったものを見直す」ということ、これはとても大切ですよね。

世の中のシステムやソフトの不具合の80%は「観点漏れ」が原因だという人がいます。80%という数字の根拠は知りませんし、何かを正確に表した数字だとも思えませんが、「不具合の原因は、観点漏れが一番多い」と言いたいのであれば、それは、感覚的には、当たってるような気がします。

過去に作ったものを見直すとき、当時と同じ観点で眺めるだけであれば、あまり見直す意味はない気がします。そういう時には、見直しを掛けたところで、大した違和感もなく眺めていられるんだと思います。

しかし、過去に作ったものをいま見直してみて、何か違和感を感じるようであれば、そこには、過去に作ったときには気付いていなかった・漏れていたような「観点」が含まれている可能性があると、私は思っています。

そのため、見直しを掛けるときには、「観点漏れ」を摘出する作業の一つとして、この違和感の正体を見極めることも重要と考えています。

何か「観点」が漏れていないか?
そのことに集中することで、見えてくるものがある場合があります。

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