2009年6月2日火曜日

道を聞かれる

昨日、韓国人の方に道を聞かれました。日本語はほとんど知らなそうでしたが、英語はペラペラで、実に流暢で聞き取りやすい発音の英語でしたが、私には早過ぎて、何言ってるかキャッチするのが大変でした。。。

いま休暇中なので月曜と火曜は日本にきて水曜にはオーストラリアに行くんだそうです。34歳っておっしゃってました。何ていうか・・パワーを感じました。日本人でも、しょっちゅう海外に行ったり、いっそ海外に住んだり、そういった方々はとてもパワーがあるように感じます。

やはり、どんなことでも、「垣根」を超える時にはパワーが必要だと思います。海外に行ってそこに住む現地の人達とコミュニケーションする、とか。今まで技術者を標榜していたけど思い切って独立するとか会社起こしちゃうとか。今まで事業を続けていたけど新規事業に乗り出すとか。

私には、私が勝手に「師匠」と思ってる人達が何人か居ます。その人達の中の一人が使うキーワードの中に、「トンガってる人」というのがあります。その人はどうやら「トンガってる人」との付き合いを好むらしく、私にもそういうことを期待しますし、本人もそうあろうとしているように見えます。が、要するに、「トンガってる人」というのは「パワーのある人」とか「自力で自分の垣根をサクサクと越えていく人」とかそういうことを意味するのだろうと思います。

確かに、私もそういうパワーを持った人が好きです。そして、そういう人達と付き合うには、自分自身がそうあらねばならないので、大変ですが、面白いです。

目先の事で精一杯な状態になることもあります。納期や開発規模によっては、一時期、目先のことで精一杯にならざるを得ない状態に自分で自分を叩き落す必要が出てくる場面があるのです。そんな時は、「垣根を越えるパワー」も何もあったもんじゃなく、日がな目先のことに集中してやっつけることに終始して日々を送ることになります。

でも、「トンガってる人」というのは、そういう状態にはやがて終わりが訪れることを知っていますし、終わりが来れば次の現実がやって来ることも知っていますので、終わりが近づく頃には次の現実に向けての準備を始めているものです。しかも、次の現実って言ったって、大抵はそれが何なのかは見えてない(見えてる場合には大抵それは大したことないものだし)ので、情報収集は常にやってるものです。

こんな風に、自分をトンガってる状態にしておくためには、やらなくちゃいけないことも多かったりするので大変ですが、「トンガってる人」と出会った時に交わす会話が半端じゃなく面白いので、ついついそういう方向を目指してしまうのです。

・・・結局、大変だけど、面白いから、やってる。そういうことだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

どうかお気軽にコメント頂ければ幸いです。