2009年12月16日水曜日

Thunderbirdのアドオンを無理矢理Ver3対応にする

当方は、メールクライアントにはOSSのThunderbirdという製品を

使用しているのですが、先日、このThunderbirdからバージョン3が

リリースされました。

メッセージのタブ表示や高速全文検索が可能になったようです。



ただ、Firefoxでもそうだったのですが、バージョンアップすると

アドオンが軒並み使用不可になってしまいます。



本来、それぞれのアドオンがVer3正式対応するまで待つ必要があります。



それでも、多少のリスクがあっても無理矢理Ver3対応にしてしまう方法を

覚書として、以下に記載します。



【方法1】nightbuild版を使う

スケジュール管理機能をもつアドオンであるLightningは

nightbuild版が出ているようですので、これをインストールします。

こちらのURLから該当xpi(nightbuild版)が取れます

ので、Thunderbirdのアドオンマネージャーを開いて、

上記一覧 > win32-xpi > lightning.xpi

で辿れるlightning.xpiをアドオンマネージャーにDnDすれば

インストールできます。

ただ、Lightningを上記方法でインストールすると、

Lightningだけ英語になってしまいました。。。

注意が必要です。




【方法2】xpi内のinstall.rdfを書き換える

これは、もう本当に無理矢理感が漂いますので、

事前にバックアップを取っておくなど、注意して作業してください。


(手順1)対象アドオンのxpiをwinrarやlhazなどで参照し、
install.rdfだけ解凍



(手順2)install.rdfを編集

UTF-8を扱えるエディタ(秀丸など)を使ってinstall.rdf開き、

targetApplicationがthunderbirdになっている箇所をサーチし、

そこのタグで挟まれた部分を書き換えます。

今回の場合だと、私は「3.5」とかにしましたが、

恐らく「3.0」以上であれば何でもいいんだと思います。

書き換えたら、ファイルを保存して、エディタを終了します。


(手順3)install.rdfを再圧縮

install.rdfを元のxpiに戻します。


(手順4)xpiをインストール




以上の方法で、例えばminiizeなんかはThunderbird3でも正常に

動作しているようです。(今のところ)



以上、ご参考まで。

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